ブレーカーが落ちてしまう…そんな時はアンペア変更工事を
容量の大きい電化製品を一緒に使用すると、電力契約ブレーカー(1)が落ちてしまう。
このような時はアンペア変更工事が必要です。
どのブレーカーが落ちますか?
(1) | メインの大きい(電力契約ブレーカー)が落ちますか? |
(2) | 小ブレーカーが落ちますか? 小ブレーカーは上下・何番目が落ちますか? 落ちるブレーカーに応じた工事をすることになります。 どのブレーカーが落ちるのか、確認が取れましたらご連絡下さい。 お見積りにうかがわせていただきます。 |
※小ブレーカーが落ちる場合は、たくさんある小ブレーカーのどれが落ちるのかを必ずご確認下さい。
工事について
工事は以下の1~3までの種類の工事内容が、
設備状況によって組み合わせて行うことになります。
1. アンペア変更工事
メインの大きい(電力契約ブレーカー)が落ちるときはアンペア変更工事が必要です。電力ブレーカーの変更のみの工事で済む場合もありますが、現在、使用されているケーブルの太さによっては配線工事及び、分電盤の取替が必要となることもあります。※注1
2. 回路切替工事
小ブレーカーが落ちる時は今までの回路をバランスよく振り分ける切替工事をするか、容量の大きいものに対しては専用回路を設ければアンペア変更工事をしなくても対応できる場合もあります。
また、回路の配線には太さがあります。
一般住宅においては、1.6mmと2.0mmを使うことが多いですが、2.0mmの方が電気の流れる量が多くなります。 容量の大きい電化製品をお使いの部分には、2.0mmを使うことになります。そうすることで、スムーズに電気が流れます。
3. 引き込み線工事
引き込み線工事が必要となる場合がありますが、引込み線工事は東北電力の負担となるため、お客様には料金がかかりません。この工事はアンペア変更工事をする際に必要となるとこがあります。そのような場合、弊社にご連絡いただけましたら、引込み線工事のお手配も弊社にてお手配などさせていただきます。どうぞお気軽にお問い合せください。
料金について
工事費については使用する材料によって異なってきます。例えば、回路をバランスよく振替える「切替工事」の時は配線(ケーブル)の長さにより費用が異なります。
また、アンペア変更工事の場合の方が使用する材料が多いため回路の切替工事よりも材料費が高くなります。 例えば、現在の状況が単相2線式の場合は30アンペアが上限となりますので、40アンペアや50アンペアなどに変更するためには、単相3線式に変更する工事も必要となり、それに伴い、単相3線式の幹線ケーブルと分電盤の交換が必要となります。
単相2線式
単相3線式
材料の中でも高額なものが「分電盤」となります。分電盤は扉がついて無い分電盤でも2~6万円までの幅があり、配線の状況により使用する分電盤が異なります。 また、幹線ケーブルはアンペア数によりケーブルの太さが異なります。 状況により材料が異なるため、工事費につきましてはお見積もりさせていただいております。
※注:アンペア変更工事を行い、アンペア(容量)を大きくすると東北電力の基本料金が少し増額となります。 (H24年5月現在では、10A上げるごとに、300円の増額となっています。)